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山口建設のピアノ室施工

ピアノ室、ドラム室を作りました。


下地です

ピアノ室でもソーラーサーキットの通気は確保しています。

音のノウハウです

土台はゴムパッキン敷き、アンカーボトル締め
床基礎際は25mmの隙間があいています。
床下に入った音は共鳴しないように隙間からエコーとして逃がしてあげます。

壁天井の遮音は鉛板の貼ってあるボードです。
鉛の密度は非常に高く、遮音に優れた材料です。


天井です

天 グラスウール32Kg押入後、さらにボードの接続部分には防音コーキングを施してから次の鉛ボードを貼ります。
鉛ボードで完全に遮音した後、吸音テックスを貼ります。
吸音テックスの上に、さらに吸音スポンジを貼って吸音効果を高めます。

壁です

壁には遮音マットを貼り、その上に鉛ボードを貼ります。
鉛ボードの上に吸音スポンジを貼ります。
窓は防音のため二重になっています。

天井の角で雑音を吸収します

吸音スポンジの上に音が入るように穴開きベニヤを貼り、更に天井と壁の音の交差を防ぐため斜壁をつくります。

仕上がりです

吸音クロスを貼って仕上がりです。

ピアノを弾きました

とても良い音が聴こえます。キレイな澄んだ音です。
音が室外にどれだけ漏れるか測定しました。入り口ドア前です。
屋外で測定しました。

ピアノ室測定を終えての感想

  1. 室内でのピアノ音は最大でほぼ85dbくらいで、屋外で逃げる音は入り口ドア前で45dbくらいですから、ほぼ半減した事になります。屋外へ逃げる音は同じく45dbくらいで、結果も同じです。45dbの音は屋外の一寸した雑音くらいです。
  2. 以上から考えられることは「開口部から音が一番逃げやすいらしい、開口部はどの製品を使っても同じくらいの遮音効果」という数字が出てきています。
  3. 室内に於いては、ピアノ音がよりきれいに、より聴きやすくする事は出来る限りの広さと天井の高さが欲しいこと
  4. 音の遮音は、比較的施工により遮音しやすいが、壁が音によって振動するとその音は壁を伝って逃げやすくなります。
  5. 壁の遮音を強固にしても、ドアや窓の開口部から音は逃げるので、結果的に遮音効果は開口部の良し悪しになってしまいます。ですから開口部には遮音性の高い製品を使う必要があります。
  6. 窓は遮音製品を二重に取り付けるのが効果的です。
  7. 窓ガラスは、ペアガラスでも遮音の効果は期待できません。
  8. 遮音工事は完璧にしても、なるべくドアは開けて、室内に音を逃がして弾く方が音は柔らかく聴こえます。